変わりゆくサービス
私達が一般的にハローワークと呼んでいる所は、公共施設です。一昔前は、近寄りがたく、お役所仕事の様なイメージがありました。しかし、近年においては、そのイメージをガラッと変え、利用者のニーズや年齢に合わせた雰囲気作りが、積極的に行われています。
対面して話しにくいとされている若年層の人達には、カフェのような雰囲気の施設にし、自分でパソコンから自由に仕事情報を検索出来る様にした、ヤングハローワークや情報プラザを開設しています。また、名称を親しみ易いものに変え、その意図を明確にしました。更に、以前においては、ハローワークは平日のみの業務に留まっていました。しかし近年においては、利用者の意見を重視し、営業時間に平日の夜間や土曜日も加え、サービスを提供しています。こうしたサービスの案内も、各地域のハローワークのホームページに載っているほか、ハローワークインターネットサービスでも検索する事が出来ます。そして、外に出られないなどの事情を抱えた人でも検索出来る様、インターネット検索を可能にしました。
こうしたサービスは、民間のハローワークに引けを取らなくなってきています。