ハローワークの求人情報の効果的な調べ方

ハローワークの種類

公共職業安定所であるハローワークにおいては、様々な種類があります。ハローワークを効果的に利用するためには、自分に合ったハローワークを利用する事が必要です。

 

近年、失業率が上がり、ハローワークにおいても、雰囲気の改善や利用者のニーズを重要視する様になってきました。利用者を増やし、失業率の上昇に歯止めを掛けようと試行錯誤しているようです。そうして練られた対策の1つに、利用者が使い分け出来る施設の設置があります。

 

ハローワークには、年齢や目的によって、施設を分けています。一般的に多くの人が利用するハローワークのほか、子育てしながらの再就職を支援するマザーズハローワークがあります。これは、従来から存在しており、両立支援ハローワークという名称でしたが、近年、マザーズハローワークとして新たに事業を開始しました。基本的には全国にオープンしていますが、マザーズサロンという名称で行っている所もあります。また、30歳未満の若年層の人への職業支援としては、ヤングハローワークの利用を勧めており、大学や短大、専修学校などの卒業見込みや卒業生対象のハローワークには、学生職業センターの利用を勧めています。

 

このほかに、人材銀行というハローワーク施設では、管理職や技術職、専門職といった分野の課長クラス以上を対象にした職業支援を行っています。また、福祉を重点に置いた福祉重点ハローワークもあり、各県に1つずつ設置されています。日系人の為の日系人雇用サービスセンターは、今は、東京と名古屋の2箇所に留まりますが、インターネットを利用しての求人検索もでき、ハローワークインターネットサービスにおいて、日系人の雇用支援を行っています。また、自宅にパソコンがないなどの事情を抱えた人の為に、ハローワーク情報プラザを設置し、自由にパソコンで求人検索出来る様なサービスも行っています。